【VR】開発に必要なPC
MicrosoftのHoloLensが日本でも1月18日から提供されるようになったようです。
Microsoft HoloLens Development Editionの紹介 ¥333,800
そこで、VR等を開発するためのPCはどうすればいいか調べてみました。
VR Readyの「GeForce GTX 970」「AMD R9 290」以上の性能
まず、VRをするためには、高いグラフィック性能とCPU性能が必要で、「VR Ready」が必須になります。 また、以下よりGPUの選定が必要なようです。
VR Readyのマークは「GeForce GTX 970」「AMD R9 290」の性能以上のGPUを備えているモデル
快適にプレイするならGTX1070以上
GPUのベンチマーク値一覧を見ると、条件を満たしているものは、GTX 1060, 1070, 1080, 970, 980, 980Ti, R9 290。 CPUはi7、メモリは16GBあたりが良いようです。 また、Oculusの場合はUSB 3.0x3, USB 2.0x1が必要。
HTC Viveでは「空きHDMI端子とUSB 2.0/3.0端子×1」、Oculus Riftでは「空きHDMI端子とUSB 3.0端子×3、USB 2.0端子×1」が必要
GTX1060でも動作はするが、快適にプレイするならGTX1070以上が良いようです。
VR環境(HTC VIVE、Oculus Rift)に必要なPCスペック。
ここを見てもやはり1070以上が良いようです。
SteamVR Performance Test | VRMark Orageroom | 価格帯 | 用途 | |
---|---|---|---|---|
GTX 1060 | 8.1 | 5710(基準5000) | 3万 | 体験 |
GTX 1070 | 10.9 | 6741 | 5万 | ハイエンド |
GTX 1080 | 11 | 9802 | 7-8万 | フォトリアル |
VR用に購入するべきグラフィックボードは?【GTX1060、1070、1080比較】
ここではGTX 1070搭載のBTO PCが紹介されています。
コスパ最強GTX1070搭載のおすすめゲーミングBTO PCを徹底比較!
OSはWindows。HoloLensも考慮するとWindows 10 Pro 64bit
OSについてはWindowsのみ。 MacでBootCampで使用した方もいるようですが、スペック不足のようです。
新型MacBook ProでVRできるのか試してみました:週刊VR情報局
HoloLensのアプリを開発するならWindows 10 Pro 64bit
まとめ
OculusやHoloLensの開発に必要なPCのスペックをまとめると、以下のようになります。
OS | Windows 10 pro 64bit | HoloLens |
CPU | Core i7(i5以上) |
メモリ | 16GB(8GB以上) |
GPU | GTX 1070, 1080, 980, 980Ti | VR Readyで快適にプレイできるもの |
USB | 3.0x3, 2.0x1 | OculusRift |